
黒の超特急
岡山の不動産屋の田宮のところに加東が工場用地だと言って土地の買収話を持って来て、多くの地主から土地の買収を斡旋するのです。リニアの路線の用地買収の裏に、政界のボスによる陰謀があると知った青年不動産屋は…。岡山の不動産屋の田宮のところに加東が工場用地だと言って土地の買収話を持って来て、多くの地主から土地の買収を斡旋するのです。
実は、リニア(山陽リニアだろうが)の買収工作で、公団に転売して加東が儲けたことを知り、さらに加東と公団専務船越、そして秘書で加東の差し金で愛人にさせられた藤らを知り、彼らを脅すが、最後藤は加東に殺され、汚職も暴かれる。自動車工場のためにと依頼され土地の買い占めを行った桔梗は、それがリニア路線のためと知り、ある計画を練る。
この辺は、増村と脚本の白坂依志夫の心意気だろうが、全体として面白くないのは、爽快感がないからであろう。『黒の試走車』で始った大映黒のシリーズ11作目で、最後の作品であったそうです。藤由紀子はなかなかの美人だが、この作品等の共演で田宮と結婚し、引退するのです。
その黒シリーズの最終作にして最高傑作が本作品ですね。男たちは足しかみせず、田宮二郎が右に左に転げ回る。




























