
トリック -劇場版2- 超完全版
パート1で通奏していた奈緒子の父の死というしがらみからドラマは開放され、トリックを解き明かす痛快さに面白みがシフト。そのせいでトリック2がパート1と比較してつまらなくなったという意見もあったそうですが、個人的には奈緒子と上田のコンビこそトリックの真髄だと思ってるので最高に楽しめる作品になっています。
逆に、某刑事ドラマがパート1のネタを引きずりすぎて続編で破綻してしまったことを考えると、この変化は歓迎すべきだと思います。次々と登場する個性的な難敵たちのキャラクターが際立てば際立つほど、掛け合い漫才風のでこぼこコンビの存在が引き立つ構成は絶妙。舞台に立つチャイナドレス姿だけみるとおじさんのスケベ心をくすぐるが、それを三枚目に仕立て上げるところが堤演出の神髄をかいま見せる。
仲間阿部の貧乳巨根コンビは堤作品の中でも、その楽しさは飛び抜けている。仲間由紀恵のおとぼけコメディエンヌぶりにはさらに磨きがかかり、阿部寛も前作以上のテンションをキープして怪演を見せつける。カット部分を編集して見せてくれるってとこに愛を感じました笑ドラマ版最後の前原さん(石原)のあのキャラが見れてもう最高ですよ。
この二人のやり取りは、パート1より一層磨きがかかっており、笑いの要素満載になっています。

