
破線のマリス
しかし所轄官庁と放送局という大きな枠組みを持ち込んだ割には灰色な部分の謎解きが完了せず、錯乱と情緒的な終わり方には不満が残る。一人の人間の意志による映像編集により一人の人間の生活が破壊される危うさ、報道の自由と個人のプライバシーの関係、について考えさせられた。
主人公が、先輩編集者でもある以前の夫から「真の報道には5W1H以外に"FOR WHOM"と"FOR WHAT"が必要だ」と教え込まれ、その二つの神髄を自分の息子の言葉として「『想像力』と『勇気』だよね」と言わせるあたりは著者のテレビというメディアに対する「思い」が詰まっているのを感じた。
砂漠か荒...映画 の新着質問映画「バベル」で、なぜ渡部篤郎は…映画「バベル」の中、マンションで菊池凛子が渡部篤郎に迫るシーンがあったので...あの戦争映画をもう一度お世話になるんだよ。事件の検証なども明らかに自分達の都合のいい情報しか流して、(検証の以降があり、その曖昧な結論に向けての情報を流し込み、改竄している)、意図的にでっちあげの真実を作りあげているのだと思う。
タイトルにもなっている破線とはTVの走査線、マリスとは報道の送り手側の意図的な悪意のことだそうです。DVD情報をみるテレビ局に勤める気鋭の女編集者が、自ら仕掛けた映像の罠に逆にはめられていく姿を描いたサスペンス。

